フルマラソンの解説書やwebサイトなどは「サブスリー」とか「サブフォー」などという早いランナー向けのものが多く、初心者や遅いランナーには今ひとつ参考になりません。
また早く走るためのトレーニング方法などに重点がおかれ、肝心のレースについて解説しているものも少なく、初心者にとっては手探り状態。私も最初は試行錯誤の繰り返しでした。
そんなときに出会ったのがこの1冊。
特にその中で参考にしたのがレース最中の補給食。食事についてはよくあるランニング書などではレース1週間前カーボローディング等について書かれているものが多いのですが、レース当日についてはあまり触れられているものがなく、大変参考になります。
ということでこの本を読んで自分なりにアレンジしたフルマラソン補給食プラスαがこちら。
BCAAサプリx4包
愛用しているのはアルペンのBCAA アミノ酸2200mg 4.5g×30本入り ティゴラ(TIGORA)ずっと愛用していたのですが2022年現在、販売していないようです。
そのため今はアミノバイタルを使っています。
エネルギージェルx3
走っている最中のガス欠予防にエネルギージェル(エナジージェル)は欠かせません。
塩分タブレット 多数
汗をかいたときの塩分・ナトリウム補給には塩分タブレットがおすすめです。
ブドウ糖 多数
素早いエネルギー補給にはブドウ糖です。特に後半の疲れてきたときに効きます。
足のつり対策薬
レース後半、足がつってしまったときのために一応持っておきます。何度か使いましたが、効果があったかどうかは正直微妙です。
エアーサロンパス
静岡マラソンのように、エイドでのコールドスプレーやエアーサロンパスのサービスが無い大会のときには携行します。
小銭 or ICカード or スマホ
都市型のフルマラソンなどは給水場所も多くそれほど困ることはありませんが、地方のハーフマラソンなどは給水ポイントが少なく困るときがあります。
200円程度の小銭をウエストポーチにしのばせておけば、万一の水不足の際に自動販売機やコンビニなどで喉の乾きを癒やすことができます。
福井マラソン(ハーフ)を走ったときも、給水が少なくしかも水道水だったので熱中症寸前でしたが、自動販売機でスポーツドリンクを買ってしのぎました。
小銭がジャラジャラうるさいときにはテープなどで小銭同士を止めておくといいでしょう。
SuicaなどのICカードもおすすめです。コース沿いにコンビニがあるレースではICカードのほうが携帯性もいいでしょう。
少し重いですが、スマホでももちろんOK。各種バーコード決済等が自動販売機やコンビニで使用できます。
以上をウエストポーチやポケットに押し込んで走るわけです。走り始めはその重さがちょっと気になるかもしれませんが、すぐに慣れます。私の経験上、これらを持たずに走っていた頃と比べると、後半のタイム落ち込み度合いが減りました。
ランニングウォッチ
ウエストポーチに入れて携行するものではありませんが、ランニングウォッチは絶対に欠かせません。初心者ならなおさらです。何はなくともランニングウォッチだけは持っておきたいマストアイテムです。
いきなり高価なものではなく基本的な機能を備えた入門機で十分です。私のおすすめはガーミン GARMIN ForeAthlete 230Jです。詳細は下記記事にまとめてありますのでぜひご覧ください。
その後、ガーミン GARMIN ForeAthlete 230Jのバッテリーが劣化したので現在はガーミン GARMIN ForeAthlete 55を使用しています。
というわけで、私が走るときに携行するグッズのご紹介でした。
- しまだ大井川マラン(制限時間7時間)
- 金沢マラソン(制限時間6時間)
- 富山マラソン(制限時間7時間)
- 横浜マラソン(制限時間6時間)
- 愛媛マラソン(制限時間6時間)
- 富士山マラソン(制限時間6時間)
- 袋井クラウンメロンマラソン(制限時間6時間)
など制限時間が長い大会も多くなっています。
初心者や遅いランナーの皆様の参考になれば幸いです。
コメント
参考にさせてもらっています。塩分タブレットは、今の時期にどこの小売店でも売ってなかったのでアマゾンで購入しました。