第35回日本平桜マラソン
2019年4月7日、静岡市の景勝地「日本平」を舞台に走るマラソン大会に参加しました。
日本平は日本観光地百選、国の名勝、県立自然公園に指定されている標高307mの丘陵。
静岡市街地にある草薙総合運動場をスタートし、日本平山頂まで駆け上りそして下り、また草薙総合運動場に戻ってくる22.8kmの変則距離のレースです。
2015年に一度出走したことがありますが、そのときは15km付近の関門で時間切れリタイアに終わった苦い経験がある大会です。今回は制限時間がその時よりも多少緩和されたのでリベンジをかけての出場です。
当日の天気は晴れ。少々気温が高めです。
スタート地点は草薙総合運動場のトラックなのでスタート前の整列も余裕があります。
スタートは8:15とちょっと早め。ハードなコースなので涼しい時間帯のスタートは嬉しい配慮だと思います。
スタートして1kmほどすると上りが始まります。キツめの上りは前半にある感じ。またふじえだマラソンと違って山頂までにもいくつかのアップダウンを繰り返します。体感的にはふじえだマラソンのほうが苦しかったような気がします。
頂上付近の桜もきれいです。
日本平山頂まで10km、第1関門は約10.1km地点を1時間25分。ここは1時間17分くらいで通過。そこから下り区間が約5km続きます。上りでおそくなった分、下り坂で挽回する作戦でしたが、おもったよりも坂が緩やかでスピードが出ません。前回は第2関門でリアタイアだったのでそこは是が非でも通過したいと思い頑張りました。
第2関門は15kmを1時間50分なので、下り坂を利用してキロ6分くらいで走れば制限時間2分残しぐらいで余裕通過かな、と思っていたのですがこれが大誤算。第2関門は正確には15.4kmなのでキロ6分ペースだと実はギリギリ。なんとか締切30秒前に通過しました。
ここからは未知の領域。最後の第3関門は約20.1km地点を2時間20分で通過しなければなりません。4.7kmを30分なのでここもキロ6分ペースを維持できればなんとか通過できるかも?幸い日本平を降りてくれば平地区間なので、疲れた足に鞭打ちながらひたすら走ります。ただやはり山登り・下りの足へのダメージは想像以上。徐々にペースが落ちていきます。それでも関門まであと1キロほどに迫ってコーナーを曲がると・・・・・そこに現れたのは悪魔のような長い上り坂、通称「ジャスコの坂」でした。
もちろんそこに坂があるのは事前に知っていましたが、疲れた足であの坂を登るのは想像以上にハード。大幅にペースダウンしながら懸命に走りました。
登りきってあとは本当に下るだけ。と、ここでふくらはぎに異変が。両足ともにピクピクとつり始めたのです。
最終関門を目の前にしてのアクシデントに動揺しながらも、だましだまし走り関門通過を目指しますが締め切り時間は刻一刻と迫ります。ようやく関門場所の給水ポイントが見え、もうあと少しで通過できるか・・・と思った瞬間、
関門閉鎖の横断幕がするすると伸ばされジ・エンド。
あと30秒あれば通過できていた距離でした・・・・・
ここで私の日本平桜マラソンは終了。
あと2.7km走りたかったな。
日本平桜マラソン反省
今回の敗因を考えてみました。
- 体重増加
- 気温の高さ
- 足のつり
- ジャスコの坂をなめていた
こんなところでしょうか。体重はベストに比べ2キロほどオーバー。それに伴って足に負担がかかっていたのではと思います。
それよりも一番の敗因は頂上で桜の写真を撮っていたこと、なのですが。
あれで30秒位立ち止まっていたので、あれがなければ最後の関門もギリギリ通過できていたのではないかと思うと悔しいやら情けないやら。ま、そういうお気楽ランナーなので、たまにはそういう失敗もあります。
来年こそは完走できるように、がんばります!
コメント
あと少し、残念でしたね。
再来年チャレンジしようと思っていますが、山頂でアウトかな(笑)
しまださんのレポは本当に参考になります。来年は掛川を走る予定ですが、レポを参考にさせていただき、完走したいと思います。
坂道コースは好きなのですが、日本平はなぜか相性が悪いのです。
再来年はぜひ走ってください。
来年の掛川もがんばってください。私も焼津と重なっていなければ掛川も走りたいと思っています。
関門きびしいですね。私は一度も走ったことがありません。来年は、3月の藤枝マラソンの練習もかねて坂道練習を重点的に行って、日本平桜マラソンに挑戦するのもありかなと思いました。でも無理かな?。 3、4月は静岡県内に大会がたくさんあるので悩みどころです。
日本平桜マラソンは天気が良ければ景色も楽しめる良いコースなのでぜひ走ってみてください!
焼津みなとマラソンもぜひ!