久々のコンサートツアー
2022年は原田知世さんのデビュー40周年のメモリアルイヤー。それを記念して3月に発売された新アルバム「fruitful days」を携えてのアニバーサリーツアーです。
原田知世さんがツアーを行うのは、コロナ禍直前の2019年11月に行われた『L’Heure Bleue』リリース・ツアー以来2年半ぶり。私は最終日のオーチャードホールに行きましたが、あれからもう2年半なんですね。
大阪・オリックス劇場、愛知・名古屋市公会堂、そして東京・Bunkamuraオーチャードホール 2デイズと、全国3か所・4公演。
私は2022年6月18日土曜日に開催された名古屋市公会堂でのコンサートにいってきました。
土曜日の公演とあって、開場は15時・開演は16時と平日よりも早めのスタート。
私は会社を午前中でそそくさと早退し、車で名古屋に向かいました。
会場となったのは愛知 名古屋市公会堂。初めてこのホールにきましたが、外観から歴史を感じさせる佇まいが印象的です。
さて当日は午前中から時折強い雨が降るあいにくの天気。私は15時過ぎに開場に到着したのですが、既に入場列がズラッと並んでいました。感染対策として検温等もあるため、時間もかかるのでしょう。
さて、少し並んで開場に入り、まず向かったのはグッズ売り場。
今回はトートバッグやアクリルキーホルダー、Tシャツなどアイテムも多く期待していたのですが・・・・・
私が購買列に並んだ頃にはいくつかの商品は売り切れ。さらに10分ほど並んでようやく購入の番がやってきたときにはアクリルキーホルダーなど数点がかろうじて残っていただけでした。私はアクリルキーホルダーを購入。
その後、すべてSOLD OUTになっていたようでした。
今回の座席は1階の後方の右端という結構厳しい席。しかもこのホールは前から後ろまでほぼフラット。結構見えづらい印象です。さらに2階席が張り出しており、圧迫感と見えづらさを増長させている印象です。古い建物なので仕方がないのでしょうけれど・・・
そんなネガティブな気分を吹き飛ばしてくれたのが、知世さんのパフォーマンスでした。
オープニングの「A面で恋をして」からパワー全開な。前回の“L’Heure Bleue”のときのステージが割と大人カッコいい感じだったのに対し、今回は本人も観客も一緒になって楽しもう!という雰囲気に見えました。ブルーのドレスもかわいかった。
そのあとも「恋をしよう」、「ユー・メイ・ドリーム」など元気が出る系の曲が続きます。特に「ユー・メイ・ドリーム」はライブ向きの選曲だなと「恋愛小説3~You & Me」が発売されたときに思っていただけに、ようやく生で聴けて感激でした。
続いて「ダンデライオン」「地下鉄のザジ」など懐かしめの曲が続き、定番の「ロマンス」がくるという誰もが納得のラインナップ。いつもながら「ロマンス」は盛り上がりますね。第1部の締めは「冬のこもりうた」。
ここで20分の休憩が入ります。
第2部のオープニングは新アルバムから「LIKE THIS」。でもこれは知世さんは登場せず生歌ではなかったような。
あらためて「ヴァイオレット」で今度は白いふわふわのドレスで登場。続いて「邂逅の迷路で」と新アルバム収録曲が続きます。
そしてここで「くちなしの丘」。やっぱり名曲ですね。最高です。この曲を聴きにきました。満足です。
その次は「夢の途中」。ゴルフという新しい趣味を見つけて、まだまだこれからという気持ちを歌詞にしたそうです。
「一番に教えたい」「銀河絵日記」とこれから知世さんの定番ソングとなっていく曲で第2部終了。
もちろん、割れんばかりの拍手とともにアンコールです。
アンコールは「ping-pong」と「時をかける少女」。「ping-pong」は言うに及ばず、今回の「時をかける少女」はアレンジ自体は2017バージョンですが、知世さんの歌い方や表情が非常に楽しそうで弾んでいる感じがとても印象的でした。また新たな「時をかける少女」をみせてもらいファンとしては大感激です。
最後は万雷の拍手とスタンディングオベーション。当然です。
降壇後も鳴り止まぬ拍手におされて知世さん一人が再登場。ダブルアンコールはありませんでしたが、素晴らしいエンディングでした。
ということで、40周年を迎えてもさらに進化する原田知世さん。彼女と同じ時代を生きて本当に幸せです。そんな印象を改めて思ったライブでした。
セットリスト(うろ覚えなので間違ってたらぜひご指摘ください。)
A面で恋をして
恋をしよう
ユー・メイ・ドリーム
ダンデライオン
地下鉄のザジ
ロマンス
冬のこもりうた
休憩
LIKE THIS
ヴァイオレット
邂逅の迷路で
くちなしの丘
夢の途中
一番に教えたい
銀河絵日記
ping-pong
時をかける少女
次は東京、オーチャードホールだ!
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