第15回しまだ大井川マラソン in リバティ
かつて静岡県では多くのフルマラソンが開催されていましたが、コロナ禍を挟んでその数は減ってしまいました。その中でしっかりと生き残っているのがしまだ大井川マラソンです。
2023年は10月29日(日)に開催されました。
私は初回大会から連続出場中。今年はどんな大会だったのか、その魅力とともにお伝えします。
これまでのしまだ大井川マラソンの完走記はこちら↓
レース前
天気は快晴。気温は季節外れの暑さ。屋外での着替えや準備も快適に過ごせます。
島田市の新庁舎建設工事により2022年から3年間限定でスタート地点が変更になりました。
そのため着替えや荷物預けは今年は隣接する島田球場が会場となりました。スタンドでゆったりと準備ができるのはいいですね。
ただ荷物預けは昨年よりも改悪。昨年はゴール地点で預ける方式だったのですが、今年はなぜか島田球場に変更。しかも整列させてセルフ荷物預け方式なので長蛇の列。その列も誘導する人もおらず横入り自由なカオス状態。最後にはその整列も解除されそれぞれが預ける昨年同様の方式になりました。
荷持を預け終わったら急いでスタート地点に移動。
いつものようにウエストポーチには補給食他を詰め込み準備はok。
荷物を預け終わったら足早にスタート地点へ。申告タイム順にブロックが分けられていたようですが、係員が説明するわけでもなく、なんとなく並んでいる感じでした。このゆるさがこの大会の魅力といえば魅力です。
開会式の様子はスピーカーで流れており、後方ブロックまではっきり聞こえていました。
レース
最後方ブロックからのスタートでしたが、スタートライン通過までにかかったのは約8分。コロナ前の混雑具合に戻った感じです。
コースは昨年と同じ(だと思う)。
スタートは島田の市街地を走ります。
街を抜けると河川敷のリバティコースです。
リバティに入ると基本的には川上から川下へ一本道を下り、折り返してくるだけの単調なコースです。制限時間は7時間と長く関門もありません。給水は15箇所。水はすべての給水所にありますがスポーツドリンクは約5km毎という設定です。
今回のスポーツドリンクはポカリスエットでした。
16km過ぎには各種フルーツ(メロン、パイナップル、神座みかんなど)が提供されるフルーツステーション・・・のはずが到着したときには全て品切れ。到着時刻は昨年とそれほどかわっていないのになんで????楽しみにしていたのに。この時点ですで心が折れかけています。6時間のペーサーもはるか彼方にいってしまいました。
といっていても始まらないので気を取り直して走ります。ただ気温が高く暑くて既にバテバテ。
遮るものもなにもない。しかも晴天。暑さとの戦いでした。
と思ったらこのあと急に天気が悪くなり小雨がふりはじめました。気温も若干下がって走りやすくなります。
そして名物の大エイド。おなじみのチキンラーメンをいただきます。
スープの塩味が最高に嬉しい。
この他にもスープ、サイダー、おでん、まんじゅう、チョコレート、お菓子などよりどりみどりです。
大エイドで色々補給してあと10kmがんばります。
上流側の折り返し地点。このころにはまた天気がよくなってきました。
応援ボードも健在です。
そしてゴール
昨年同様6時間30分ほどでゴール!
ゴールではこれも毎度おなじみDJケチャップさんが盛り上げています。ただ、あおりのフレーズが毎回あまり変わらないのでそろそろ新パターンを考えていただきたいところ。
ゴールしたときにはきれいな虹が。心が浄化されます。
計測チップもボランティアの方がニッパーで手際よく外してくれます。
完走後の水分補給にはポカリスエットとあるけっ茶のペットボトルを1本づつ手渡してくれます。
走り終わったあとは、ナンバーカードについていた「しまだおもてなし券」を使って飲食も可能です。
私は「しまだおもてなし券」を使って昨年と同じくメロンジュースをいただきました。うまい。
まとめ
良かった点
ゆるい制限時間(7時間)
ほぼ平坦なコース
十分な給水・エイド
改善してほしい点
スタート前の荷物預けの混乱が残念でした。なぜ去年方式から変えてしまったかよくわかりませんが、来年は改善することを期待します。
ペースランナーの設定が
- 3時間
- 3時間半
- 4時間
- 4時間半
- 5時間
- 6時間
と細かいのはいいのですが、初心者や遅いランナー向けに制限時間である7時間のペースランナー設定もあればいいのになと思います。
細かい不満は多少ありますが、しまだ大井川マラソンは素晴らしい大会です。
はじめてのフルマラソン挑戦には最適の大会だと思います。初心者のかたに特におすすめです。関門がなく7時間というゆるい制限時間は魅力です。
というわけで、第15回しまだ大井川マラソンも無事完走。20回大会まで連続出場をめざします。
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