この記事は2018年(第56回大会)用に書いたものですが、もちろん2023年(第60回大会)も基本的には同様です。
愛媛マラソンを走る皆さんの健闘を祈ります!
愛媛県松山市をスタート、ゴールに開催される第56回愛媛マラソンの開催(2018年2月4日)が近づいてきました。
中四国を代表する市民マラソンとして定着しており、RUNNETによる2017年の大会ランキングでは堂々の5位、評価平均点は94.1点という高い評価を得ている大会です。
アスリート枠3,000人、一般枠7,000人合計10,000人に対してエントリー応募総数23,875人と高い倍率を勝ち抜いて出走される皆さん、おめでとうございます!せっかく難関をくぐり抜けてスタートできるのですから、ぜひ完走してください。
そんな2018 愛媛マラソンに向けて、2017年大会を5時間45分というゆっくりしたタイムで走った私が微力ながらアドバイス。特に初参加されるみなさんの少しでもお役にたてば嬉しいです。
愛媛マラソン 2018 お役立ち情報
愛媛マラソン大会前日
大会参加受付とナンバーカードの受け渡しが前日の2月3日(土)12:00~18:00と当日の2月4日(日)7:30~8:30に南海放送本町会館 1階にておこなわれます。
南海放送会館はメイン会場となる城山公園(堀之内)のすぐそば。伊予鉄市内電車の電停西堀端駅の目の前です。
当日は混むので、受付はできるだけ土曜日に済ませておくことをおすすめします。前日受付の駐車場はありませんので注意してください。市内電車での移動が便利です。
ナンバーカードと一緒に参加賞も貰えます。2018年はTシャツです。
2017年はランニンググローブ、2016年はランニングキャップ、2015年はTシャツでした。いずれもオレンジ基調のデザインした。2018年もおそらくオレンジでしょう。とにかく愛媛はオレンジ色が大好きです。
2020年はオリジナルマラソン手袋(S・M・L・XL)でした。(2020.1.19追記)
会場には関門や各エイドの位置やトイレの数、エイドで出されるスポーツドリンクの種類まで掲示されています。愛媛マラソンは制限時間6時間、途中の関門が下記の通り10箇所設けられています。
関門場所 | 距離 | 関門時間 | |
---|---|---|---|
1 | 北環状入口 交差点 | 5.9km | 11時05分 |
2 | 太陽石油SOLATO 交差点 | 12.2km | 11時56分 |
3 | 北中前交差点 ドコモショップ前 | 17.8km | 12時42分 |
4 | JA難波集荷場 | 19.5km | 12時53分 |
5 | 光徳院 | 21.9km | 13時15分 |
6 | 北中前交差点 ローソン前 | 26.6km | 13時53分 |
7 | 川谷整形外科 | 30.2km | 14時22分 |
8 | 堀江小前交差点 | 34.8km | 15時00分 |
9 | 大川橋交差点 | 38.3km | 15時29分 |
10 | 本町七丁目 | 40.5km | 15時47分 |
エイドで出される給食などの展示もあるので、参考になります。
受付を済ませたら、城山公園に移動し当日の着替え場所や荷物預かり所などを下見しておくと安心です。また協賛各社のブースで試供品やプレゼントなどを配っているところもあります。
土曜の夕方には堀之内の松山市民会館 大ホール(大会当日は更衣室になるところです)で開会式が開催されます。といってもそんなに堅苦しい感じではなく、ゲストランナーや招待選手の紹介やトークショーなどもあります。グッズの抽選会などもありますので、参加してみてはいかがでしょうか?
例年であれば高橋尚子さんが盛り上げてくれるところですが、今年は平昌オリンピックのキャスターになっているため、愛媛マラソンには不参加とのこと。残念ですね。
2017年の様子も参考にしてください。
愛媛マラソン 大会当日
会場には更衣室やの荷物預かり所などの地図表示はしっかりとありますし、ボランティアの皆さんもいるので、迷うことは何もないと思います。
スタート地点は県庁前ですがスタート前の待機場所は城山公園内です。昨年私はHブロックでしたが、号砲からスタート地点通過までの時間は9分ほどでした。
走り始めたら、あとはもう愛媛マラソンを存分に楽しんでください。スタートからゴールまで途切れることのない応援、十分過ぎるほどの給水・給食。給水(水・スポーツドリンク)は、3.0km以降、2.5~5kmごとに計13ヶ所を設置される予定とのこと。
途中で出されるタルトや坊ちゃん団子、ポンジュースなどの愛媛ならではの給食をぜひ味わってください。
スタートから5km
県庁前をスタートし城山のふもとや平和通りを通る、沿道の声援も多いセクションです。気持ちが昂ぶってどうしても速く走りたくなるところですが、抑えめに抑えめにウォーミングアップくらいの気持ちで走りましょう。
高低図でもおわかりの通り、ここは緩やかな下りなので知らない間にスピードが出てしまいます。「今日は調子いいのかな?」と勘違いしないように!!
5kmから10km
愛媛マラソンで「難所」といわれる平田の坂があります。高低差40mを登る坂ですが、それほど怖がるほどの坂でもありません。坂がカーブしてしていて頂上がみえないので長く感じるのかもしれませんが、あまり恐れずにペースを保ちつつ走ってください。
以前にも書きましたが、袋井クラウンメロンマラソンや掛川新茶マラソンの坂に比べれば平地みたいなものです。
10kmから20km
坂を越えるとトンネルを通ります。愛媛マラソンのコースで唯一沿道の声援が少ないところ・・・と思いきや、高校生ボランティアの皆さんによる応援に元気づけられます。
トンネルを抜けると郊外セクション。海も見えて景色を楽しみながら走ることができます。
JRの線路も平行しているので、運がよければアンパンマン列車も見えるかも?
20kmから30km
旧北条市あたりを通り折り返してくる区間。結構田舎道になって道幅の狭いところもところどころありますが、走りにくいということはありません。折り返しの25km付近のエイドでは、水やスポーツドリンクの他にポンジュースも出ます。また給食も食べきれないほど出ますので、タイムに余裕のあるランナーはここでちょっと休憩です。
30kmから40km
来た道を市内中心部に戻っていきます。35km付近には最後の難所「平田の坂」が待ち受けています。行きと違ってかなり疲れているのでダメージも大きいと思いますが、沿道の応援はこのあたりから再び増えてきますので、それをパワーに乗り切ってください。坂を降りてくれば市街地区間、ゴールはあと少しです。
40kmからゴール
山越交差点をすぎてからゴールまでの約2kmは沿道の観客や声援も非常に多く、このコースで最高に気持ちいいセクションです。普段は交通量の多い道路ですが、この日だけは路面電車も車も通行止めにしてランナーのために解放されたビクトリーロードになっています。
ぜひ笑顔でゴールしてください。
完走後は温泉
完走後はボランティア女子のみなさんのハイタッチロードを通り、今治タオルのフィニッシャーズタオルを受け取ってください。
この規模の市民マラソンとしては完走メダルが無いのが残念という声も聞きますが、メダルよりも実用性のあるタオルのほうが個人的には嬉しいです。
会場では完走後のおもてなしが待っています。
- いもたき
- おにぎり
- おしるこ
- パン
- コンソメスープ
- じゃがいもとベーコンのほっこり白だしスープ
- 足湯
などで疲れた体を癒やしてください。
また、参加案内に同封されている道後温泉の無料チケットを使って、道後温泉にはいるのもお勧めです。ちょっと混んでるかもしれませんが、いい思い出になります。
ついでに道後ハイカラ通りでお土産などをさがすのもいいでしょう。今が旬のおみやげとしては道後温泉本館のミニチュア(ガチャガチャ)が話題のアイテムです。
2017年の様子も参考にしてください。
最後に、愛媛マラソンは地元メディアの盛り上げ方も尋常ではありません。
地元放送局の南海放送はテレビ・ラジオ・Webを使ってそれぞれが生中継。事前募集されたランナーへの応援メッセージ、出場する選手から大切な人へのメッセージも随時紹介しながらの放送です。
地元紙愛媛新聞も大会終了後数日後に全完走者名簿や結果の入った特集紙面を掲載します。
残念ながら私は今回は日程的に走ることができませんが、2019年はもう一度愛媛マラソンを走りたいと思っています。
そんなわけで、第56回愛媛マラソンを走る皆さん、思う存分楽しんで走ってください。応援してます!
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