DC版電脳戦機バーチャロン・オラトリオタングラムの発売、ドリマガ連載の「真実の壁」等、様々な情報公開がなされた今、私(覇風・悪 伊藤)は、とある重大なマチガイに気がついてしまった。
「・・・トリガーの大きさが違ウ(--;)」
ランチャ−サイズでそのまま作っていたのだが、実は変形と共に巨大化していることがあからさまに判明。オラタニストである以上、これを見過ごす訳にはいかない。
こうしてトリガー部品の新規製作が開始された。
とりあえず持ち時間が果てしなく少なかったため、図面も引かず、頭の中で情報を整理しながらいきなりプラ板を切り出す。つじつまが合わなくなったらポリパテであいまいにごまかす。
そうこうしているうちになにやら原型が完成する。対称形部品のため、シリコンで複製をとる。
MG掲載の締め切りが目前に迫っているため、サフをていねいに吹き、墨入れをして終わりにする。なんとか、ぎりぎりで間に合ったようだ。
ひととおり部品を組み上げると、なるほど、バランスは改善されたようだ。
MG用の撮影のため、会社に早めに出社して秘密の場所にて撮影を敢行する。
この時はじめてテムジンとの対比を目の当たりにする。
「で、でけぇ」
これを持たせるのかと思うと、一抹の不安を感じずにはいられないが、そうも言ってられない。原型担当として卑怯な手を駆使してでも組み上げねば。
いまだ、影も形も存在できてない部品がいくつか残されており、さらにはディテールも足りない状況ではあるが、残された時間でとにかく原型を完成させるしか道は無い。
以上でROUND3の報告を終了する。
なお、本件に関する意見その他は、常設のBBS及び嶋田氏との連絡を通じて・・・迅速な・・早急・対・が・・・。
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